舞台「あいつが上手で下手が僕で」感想
れいとうです。
今回は12月に観劇した舞台「あいつが上手で下手が僕で」の感想です。ドラマ版からもうめちゃくちゃに楽しかったので舞台版が待ち遠しくて待ち遠しくて！元々舞台で活躍されている俳優さんがメインなドラマだったので、舞台はもう主戦場！楽しいに決まっています。実際めちゃくちゃ楽しかったです…！
本編
いや～、脚本が上手い！話の回収の仕方が本当に良いなと思った舞台です。中心となるのはやっぱりエクソダスのふたりなのですが、ドラマ版では深掘りできなかった部分を見せてくれたように思います。嬉しいですね。特に島の心情などは舞台版の方がよく分かるように描かれていたと思います。分かりにくいネタを好む時浦とコンビを組んだのは、本当にネタの好みが合っていたからというのがここにきて分かるという…。ドラマ版では分かりやすいネタばかりを推していましたが、それは劇場をエクソダスしてテレビに出る為(＝芸人の免許証が必要)だったのかも？と考えられるのもまたエモい。売れる為のネタと本来自分の好きな(やりたい)ネタを分けて考えているところ、しっかりしているなあと思いました。ですがそのせいで時浦と揉めたりな場面もあって…。時浦と揉めている場面なんかは、後のマリーゴールドの言い争いと被る要素がたくさんありましたね。そこ含めて本当に上手い脚本だなあと思います。
あと舞台セットに驚きましたね。ドラマ版の長回しを生かしたあのセットはどうやって舞台で再現するんだろう？と思ったらこうきましたか…！下段と上段に分かれて、左右に階段。上下に稼働するパネルが3枚？だったような覚えがあります。区切るなら上3室下3室みたいな構造。奥行きも出せます。これ考えた人面白いですね！個人的にめっちゃ好きです。背景映像の処理だったり、映し出されているテレビもちゃんと連動して動いているっていう…どういうことですか！？普通にすごい。
幕が開いてからの物語序盤のわちゃわちゃ具合は「あ～！私の知っている湘南劇場のみんなだ！」と安心した気持ち。エクソダスの漫才から始まりますが、客席がちょっと明るいまま。実際お笑いの劇場に行ったことがないので分からないのですが、完全に照明落とさないで明るいままやっているのが"湘南劇場"らしさ満点で良かったです。
そしてわちゃわちゃに巻き込まれがちな犬飼くん、最初から愛おしさが止まらないです。まず止めないと！と提案するところが本当にもう良いですね。あとここの鳴宮の「浜辺で相撲だァ！！！」がすごく好き。あのナリの人間(横浜出身)が相撲を提案するのが面白すぎる。楽しそう～！と言って混ざっていく現多さんも良いし、湾野にかわいいかわいい言っていたのは確実に蛇谷です。
OPはもう最高でしたね…。まずイントロで背景の空を仰ぎ見るところがめちゃくちゃ好きです。どの席でも綺麗なのですが、下手側だと特に美しく見えます。立ち姿と顔の角度が良すぎる。安心安定の横顔国宝です。あと笑顔が百点満点です！犬飼くんのやわらかい雰囲気にあのかわいさ抜群の笑み！全秒ブロマイドで欲しい。個人的に良い！ポイントは、ロングリードで一緒にワンワン決めポーズをする時に、若干腰を大きく落として湾野との身長差を少なくしているところです。ここの笑顔も本当に最高で…ロングリード、ずっとふたり一緒にお笑い界で生きていてほしいですね…。
OP後の映像など、ドラマ版で登場したキャラクターに触れてくれていたのがすっごく嬉しかったです！前田ダイヤモンドヘッドが爆売れしていたのはさすがモギさん…と思ったし、まさかドラマ第1話で触れられていた(旧)支配人の女癖の悪さがここで回収されるとは思っていなかったです笑。あと隣の方はモギさんに似ていますが…？違う方かな。蛇谷が口パクで何か言っていた気がする。ギャルとマニアについては最初のエクソダスの漫才のフリで触れられていたのが嬉しかった。手で指した方向が彼女たちがいつも座っている位置だったのが良い。
OP開けからのテレビの前でちまっこく座っている犬飼くんがあまりにもかわいすぎて困った。背が高いのにも関わらずなぜか最前列で観ていることが多い犬飼くん。大変愛らしいです。湾野ポジに合わせているんでしょうか？マリーゴールドのネタを観ているときもこのポジ。怖い怖いって先輩(※蛇谷)に頭ごっつんされてたりする。いろいろ先輩に構われまくっているのが今回めちゃくちゃ分かるし後輩感たっぷりで好きです。霊が憑いているときに鳴宮に張り倒されていたり磔にされていたりはめっちゃ笑いました。ライト当たっていないところで揉みくちゃにされてるのがすごい…ジワジワくるんですよね…。
各コンビのショートネタは正直どれも面白かったと思っているのですが…！ロングリードは今回車ネタ多めで攻めてきていましたね。犬ネタでいうと12/12マチネの「How are you?」で頭おかしくなりそうでしたね。必死に席にしがみついていた。かわいさ爆弾を急にぶち込まれてときめきが止まらない。あとペルは湾野がやるっていうイメージだったので(ドラマ版より)、犬飼もペルやっていいんだ！？とびっくりもしたり。ペルのことが気になりすぎる…。クオリティの高さでいうとやっぱりアマゲンですかね。天然街道を突き進むらふちゅーぶとエクソダス…(脚お大事に…)。ロングリードは一言目からもうズルいんですよ。「ロングリードのロングショートコント」この時点でつっこんでしまう。あと個人的に「らふちゅーぶのしょーとらふ」が好きです。一番意味が通じている。
コンビシャッフルして新しくユニットを組んだところは、個人的に嬉しい組み合わせでよかったです。イヌゲンペアは雰囲気的にも仲良くやれそうだな～と思っていたので…。シャッフルしてもなんとなく系統が似ている二人組になっているのが面白いですよね。新支配人が意外としっかり見ているのが分かるポイント。
カラオケボックスはけっこうロングリードの深掘りエピソードが多くてだいぶテンション上がりました。ここでは湾野から見た犬飼とのコンビ結成の理由が明かされているのですが、本人がいないところでお互いの話をしているの良いですね。犬飼的には自分がネタを書くのは「恐れ多い」と言い表しているのが良い。カラオケボックスでもぷちネタ披露がありましたが、時浦島いじりネタは個人的に好きです。本当に楽しそうにしていて良い場面ですね…。あとこの場面はすごい目が足りなくなります。舞台セットを存分に生かした6分割仕様(実際使っているのは5面)。それぞれの部屋で同時にいろいろ動いているので…こっちで面白いことが起きたと思ったらあっちで面白いことが！と大変大変。島の驚いたときの声でみんな「え！？」と島鳴宮部屋の方を向いたり、部屋を飛び出して威嚇していたり…と、別の場所にいるのに時間の連動を感じる面白い場面でした。すごく好き。ドリンクバーでの細かいやりとりとかも！昼間から酒を手にしようとする現多さんにジワるし、どうしてドリンクバーに酒が…？
シャッフルユニットでのネタはもうどのユニットも最高でしたね。シーン切り替えで踊り出したときからも沸いてましたが、初手犬飼と現多さんで大喜びしてしまいました。二～千円札♪は頭に残るリズムすぎてヤバいし、これが流行ったのもだいぶ納得しましたね。犬飼くんは振付が大きめだけれど、現多さんはすごい堅めだったのも良い。犬飼くんですが、最後にやった～！て感じで右こぶしを突き上げているときの笑顔が最高にかわいいです。フルパワー視力検査はどうあがいても笑ってしまうのでズルい！個人的に一番ツボです。顔面と声の圧だけで押し切ろうとしているあたりが最高。天野と蛇谷さんは天野がもう…笑。ここは日によってイベントに合わせた選曲だったりもしましたね。でも個人的にこの後の時浦のコメントで「神奈川の高校生の間で真似する人が続出(みたいな台詞)」はちょっと待て！と思いましたね笑。神奈川県民がだいぶ面白いことになっている。そんな時浦と湾野のネタは…、ひらがな博士が暴走し始めたあたりは面白かったです。でも湾野がネタ作りのときからフリップ芸に合わせているところが、すごい後輩感があって好きです。ちゃんと先輩を立ててあげられる。ロングリードは最高の後輩コンビです。
それから結構なファンがついて、それぞれユニットごとで活躍していく場面も面白かったですね。めぐりズムがすごい推されている。協賛ついてないんですか！？ラベンダーとゆずをしれっと交換している島と鳴宮が好きですね。こういう何でもないような仕草に、元コンビの味わいが出るのが良い。あと犬飼くんが調子乗って出てきたあたりはもう何しててもかわいい…。ほぼ全公演めぐりズムで頭を叩かれていましたが…お大事に…。
犬飼くんと現多さんにインタビューがきたというところで、それぞれ元々のコンビで対応が違うのもまた良かったですね…！ロングリードは、犬飼くんが「がっくんと一緒じゃなきゃ…」と不安になりだすところと、その言葉を聞いて満更でもなさそうな湾野がすごく良い。アマゲンは「分かりやすく、丁寧に」と念押しするように天野が言うのですが、ここらへんのやりとりが後に繋がっていくのが本当に…上手い…。
マリーゴールドが湘南劇場にやってきてからの流れもめちゃくちゃ面白かったです。ドラマに引き続き霊の話でちょっと笑った。支配人が湘南劇場の皆にマリーゴールドを紹介するところで、片山だけあからさまに不憫な扱いをされているところ(挨拶を遮られたり…)に、既に格差が見えるのがつらい。あとロングリードのずっこけ、バンバン体張っていく後輩感出てて好きです。犬飼くんだけとか湾野だけとか、ふたりともとかいろんなパターンがありましたね。ちょいちょい挟まれる小ボケが好きなのでもうだいぶ楽しいんですよ…！モノボケ大会と化した酒タバコ探しだったり…！！ここでロングリードのふたりはいっくぞ～！って漫画とかアニメみたいな表現をしていて面白かった。現多さんの変な鳴き声の鳥とか、蛇谷のティラノザウルス（！）だったり…いやもうここ全部好きすぎる。たぶん後半はやってなかったと思うのですが、酒とたばこを発見した島のガシャンガシャンガシーン！！みたいな言い方めっちゃ好きでした。からのトドメの鳴宮がもうズルい！それよく持ってきたな！？みたいな小道具(大道具…？)を袖から持ってきちゃってて爆笑した。
大爆笑といったら居酒屋はもう最終的に…サブロッキンドンとユカリが全部持って行ってしまった…笑。推しがほぼ素で大爆笑している姿が見れたのがめちゃくちゃ幸せでしたね…！！あと芦田愛菜先輩を生で観れたのが嬉しい…笑。もしかして別の回で田原俊彦もやったんでしょうか？あとそこそこ須藤さんにウケたネタがあって嬉しかったです。
あと印象に残っているのは天野くんの嘔吐です。嘔吐する前から面白いのはズルいですよ！個人的に(背景に映し出されている)お店に入ろうとしていた回がツボです。バグってた笑。あと「キャッ！らふちゅーぶの鳴宮さんだっ…照」とユカリちゃんが言うあたり、鳴宮は世間一般的にもかっこいいんだな…！とちょっとテンション上がった。湾野はポテロングになっていたりもしていました。天野は怯えられていた。分からないでもない。マリーゴールドを「黄色信号」と例えるあたり、鳴宮はよく人を見ているんだな、と分かる場面。意外と島もちゃんとしてるんですよね…後々「あんな奴と飲みにいくか」と言っているところ…、根のあたりに似ているものを感じるふたり。あとみんな面倒見がいいですね。特に湾野が意外と気を使える子なんだな、というのが舞台版の印象。ネタを時浦寄りに合わせていたり、吐いちゃった天野の背をさすってあげたり…。
コンビ間の格差が生まれていく場面の積み重ねもよかったですね…。個人的に超最高だったのが犬飼くんのインタビューです。出オチショットは別枠で最高。やっぱり…改めて推しは芝居が上手い…。語りが上手い。初めはすっごい不慣れで、緊張している雰囲気を出しながらインタビューを受けているんですが(ここの言葉のたどたどしさも良い！)、相方の話題が出たあたりからガッとテンションが上がる感じ。立ち上がって、身振り手振りするくらいに語ってしまうところ…そしてはにかみながら語り終えるまで。もう…何度も聞きたいですね…。インタビュー受けているところ無限に観たい。自分が真に感じていること、思っていることを語る演技というのが本当に上手いなあ、と思っています。それを「誰かに」伝える瞬間の推し、世界で一番です。今回はとても澄み渡った空気感というか、内容も「お笑いを始めたきっかけ」という、自身の道の始まり、相方との思い出を語るものだったので、本当にきらきらしていたなあ、と思っています。この語りを優しげな表情で聞いている現多さんもいいんですよね、人生の先輩の顔をしていて…。まあこの後の「違いますよ」の落差がね笑！最終的に旧支配人も現支配人もスケベにされていたし、何ならたまに犬飼くんが現多さんのスケベになっていた。どういうこと？あと記者を追いかけるときの犬飼くんのシルエットが大好きです。ここの呼びかける声もいいですよね…。
コンビの片方がインタビューを受けていたり、テレビ番組に呼び出されていたり…でコンビ間のズレが積み重なっていって、とどめの先輩芸人マリーゴールドの決裂。展開が上手い…！コンビ間の喧嘩の場面もすごい良かったです。いや良くはないんだけど！キャラの動線がすごい好き。交差する感じなんですよね。ここで最初に天野が現多さんではなくて犬飼くんに詰め寄るのが、天野は本当に現多さんのこと相方として信じているんだな、と分かるのが非常に良い。現多さんは現多さんで、先輩らしく犬飼くんをかばっちゃうんですよね…。アマゲン、特に天野の必死の告白はすごく良かったです。ドラマを経たからこそ出せる熱さ。そしてここのあたふたしている犬飼くん、ドラマ版の4話を彷彿とさせて良い。
ここの喧嘩しているときも、各コンビで毛色が違ってて良い。エクソダスはメインで言い争いしていますが、らふちゅーぶはお互い距離とって遠くにいるし、アマゲンは現多さんが天野に寄り添うかたち。ロングリードは犬飼くんが必死にいろいろ説得している様子…なんだけど湾野に突っぱねられてしまうという…。喧嘩したら巣に籠もるタイプの犬、湾野。相手を追いかける犬飼くん…健気だ…好き…。たぶん玄関の前とかで耳垂れて待っているタイプの犬。お互い背を向けて座り込んでいる構図がまた良いんですよね…。マリーゴールドの様子を見に行くときも湾野についていきますが、振りほどかれちゃうのがつらい。彼らの話を聞いているときも、お互いのことを気にかけつつも目は合わせない、体を向けない…、なのでこのすれ違いがつらいんだけど上手い…。あとここでマリーゴールドが居る方向を見上げている犬飼くんのシルエットが最高です。
マリーゴールドが言い争っている内容も、各コンビにすっごい刺さる言葉。世間では格差コンビ。自分がやりたいネタよりも、売れるネタで生き残っていく道を選んだマリーゴールド。ふたりの性格の違いもまたいい味出しています。「お前が好きだって言ってくれたから」ここは主にエクソダスに刺さるかな、と思うのですが、他のコンビも相手のネタや発想力に惚れ込んだりしているので、刺さる刺さる…。ある程度長くお笑いの道をやってきたからこその衝突。もしかしたら湘南劇場の彼らの未来かもしれない場面。そしてここの片山の演技はすごかったですね…！胸に迫る慟哭でありました。
ここから怒濤の回収シーンなのですが、本当きれいに拾ってくれる。無事に誤解を解くことができたロングリード。ふたりの間に写っている生き霊(※湾野)、最初の映像では見つけられなかったんですよね。恨みが募っていった様子が垣間見えて良かったです？ここでお互いはにかみながら小突き合っているのがめっちゃ好き。素直に「ごめん」と「ありがとう」を言える関係っていいですよね、だからこそ小学生の頃から長続きしている二人なんだと思っています。そしてこの関係性が後のサンパチファンタジスタ用のネタに繋がっていくのが上手い…！！！好きです。
サンパチファンタジスタ～終わりまで
各コンビのわだかまりが解消してからのパチファン！まず出場前の準備の時点ですごい！リアルタイムで裏を映していますよね！？すごいなあ…。そして出場前からスベり倒している方が居て笑った。
映像のすごさでいったら、ネタ披露のときの映像も本物みたいですごかった！テレビとかで見たことあるやつだ笑！。司会者の口上もいい。千秋楽はここの語りは特に良かったです。
ネタ披露は(湘南劇場からだと)らふちゅーぶ→ロングリード→アマゲン→エクソダス。らふちゅーぶは順番で優勝を逃してしまった感じあります。安定して上手いんですよ！！鳴宮…というか崎山さんの剛速球、最高すぎる。それを見事に拾っていく蛇谷もとい鳥越さんはもう流石の一言です。
ロングリードは歌ネタ+相手への感謝。そして幼なじみエピソードを持ってくるのがエモいんですよ…。推しの単語力にも感謝。私はめちゃくちゃ好きです。だいぶ事故ってる回ありましたが…そこはご愛敬…。「笑いの制御が効かない」ですからね。リードもだいぶ長いので。あと車の動きが謎に上手くて笑った。そして段々と高校生の口調ではなくなっていく在りし日の犬飼くん。空気が少ない♪助けてほしい♪やら♪酸素がない♪音が高い♪やら、苦しんでいる推しを楽しむ…時間…？が発生していて笑った。いや笑っちゃいけないんだけどね！ペース配分という漢字が存在しない。ファミチキ♪ありがとう♪はもうファミチキ見る度に思い出しちゃうよ～！笑
アマゲンは個人的優勝。強すぎる…。ネタのクオリティも高いしオチも上手い。千秋楽のネタはもう神回です。「お笑いの未来を変えたいふたり」だからこその漫才。私は一番スタンダードな？カラオケ蔵(若)が好きです。アゲモンも好き。
エクソダスは…これは…元々の仲の良さが出ちゃってますね！いろんな意味でいちばん予測不能。たぶん島もそう思っているのでは？毎回いろんなことが起こるコンビで面白かったです。カロリーが高い。でもなんだかこのゆるっとした雰囲気が、序盤の漫才のときと似ていていいなって思いました。これが彼らのスタイルなんだ、というのが改めて分かった感じ。
話の終わり方も個人的にすごい好きです。一年前とほぼ同じ様子(一応前回よりは進出してる)で湘南劇場にいるのがなんだか良いんですよね…。みんなが集まっているところが大好き。演劇の座組とはまた違う空気感なんだとは思うのだけれど、同じ劇場所属のみんなが集まっているのがなんだか、いいなって改めて感じた場面でもありました。みんな自然に面白い掛け合いしているのですごい。最後はちょっとメタいツッコミでしたね笑。本当にいつ頃から気づいているのかは私は確認できていないのですが、パチファンに向けてのネタ合わせあたりで島が気づいている感じはあったように見えます。最後「お疲れさまでした～～～！」と時浦筆頭にみんなで舞台から捌けていくの良かったですね…。なんかすごい胸にぐっときました…。
ミニライブコーナー
回を追うごとにミニライブコーナー前の映像が凝っていく。カミシモ映像班の方たち本当にすごいですね！？ありがとうございます。うちわを出す時間も増えていって助かります(的確～)。
Next stage
シルエットからもう好きが溢れてきて大変。『laugh for you! laugh for me!』の振付けが特に好きなのですが、ここみんなそれぞれ違うのが良い！個性が出ている！犬飼くんめちゃくちゃ好きだ…。おっきな手でlaugh for meしているところがすごい好きです。場所によってはlaugh for youラインに入れるのでときめきでハチャメチャになる。なった。
ニコイチ
さすが島、煽りが上手いです。サングラス外して客席を見てくれていたりもしてサービス精神がすごい。公式がTwitterであげていた写真と似たような構図の振付けがあって感動しましたね…。コンビ組むって告白とかプロポーズと少し同じものがあるのかな、と思ったり。あと個人的に島のエクソダスポーズすごい好きなんですよね。ちゃんとOPでもライブコーナーでもキメてくれます。
Spark!!
激アツ！これは生で観てアガッた曲ですね。歌上手&ダンス上手でパフォーマンス力抜群の先輩たちです。鳥越さんの脚の上がり具合にびっくりしていたりした。すごいですね！？
磁石な僕ら
現多さんがかっこよさ&色気を出してきて非常にズルい。回を追うごとに熱いパフォーマンスで魅せてくれます。改めて聞くと『"クールな"キミこそ』とか、若者言葉が多かったり、結構本編に絡めてきてる曲なんだなあと思いました。上手いなあ…。そして珍しく天野くんの笑み(口角だけ)が見られる曲。あとたまに客席に内閣ビーム打ってた。それ大丈夫なやつですか？
One!
あっ…、アイドル！！！かわいい！！！言っちゃ駄目だけどかわいい！！湾野それはもう…そりゃあお姉様方が勝手にアイドル事務所に履歴書出しますよ…(※ドラマ放映時の履歴書)。すっごいキラキラしていましたね…。犬飼くんはもう…言わずもがな、かわいいの権化を極めておりました。最高です。ダンスも上手いし歌も安定していて良かったです、推し…。もうすっごい笑顔だったので多幸感がすごい…。めちゃくちゃ動く振付けでしたね。湾野くんの脚上げターン、滑り込む犬飼くんのところとか好きです。オンリーワン！の時の振りの大きさとかもうナンバーワンです。ふたりが手を合わせたあたりで星が降ってきたのでなんかもう全部私にとっての都合の良い夢かと思いました。えっ、星！？いいんですか！？！？ありがとうございます！！！千秋楽は勢いのハグでほっこり。からのせり上がってくるモニターにデカデカと映し出されている女装時浦。すごくジワジワきてヤバかったです。オペラ構えてると余計に面白いことになる。
おわりに
めちゃくちゃ楽しかったです。ドラマ版も毎週楽しく観させてもらっていたのですが、舞台も最高でしたね！推しが舞台に立っているところを観たのが8月以来で久々だったということもあるのですが、本当に楽しかったです。板の上でそれはもうすっごい楽しそうに演じている姿を見られたのが何よりの幸せだったなあ、と思います。カテコの挨拶で新支配人役の六角さんが言っていたとおり、本当にみんなきらきらして見えました。それはお笑い芸人を目指す若者たちの青春のきらめきであったり、役者が舞台で発する一瞬のきらめきであったり…、いろいろあるとは思います。そのどれもが眩くて、愛おしく感じた時間でした。情勢的にも少し規制が緩んだ時期でもあったので、劇場でたくさん笑えたのも楽しかったですね。実際、あんなにたくさん笑ったのって本当に久しぶりだったので…。やっぱり「笑うこと」って大切なんだな、と改めて思いました。
あとごく個人的なことでいうと、初めて最前列に入れたのが印象に残っています。基本どこに居ても楽しめるタイプではあるのですが、やっぱり近いと解像度上がりますね！あとシンプルにテンションが上がる。天野くんがすごいスン…とした顔でうちわを見ていたのをなんかすごい覚えています。
本当に、楽しく素敵な時間を過ごさせてもらいました。2021年現場納め、笑って終われたのがうれしい(2022年になってからも記事書いてて申し訳ないですが…)。願わくば、また湘南劇場のみんなに会えますように。カミシモ♪ありがとう♪
推しの誕生日回
予想ではカーテンコールで一言くらいかな？と思っていたら盛大にお祝いされておったまげました。映像がパチファン→推し誕生日ver(サンパチ→ニーナナ)になってて最高でした。出場者名のところもちゃんと推しのフルネーム。カミシモ映像班の方に足を向けて眠れません。板の上の皆さん、そして声は出せないけれど、会場の皆さんにお祝いしてもらっている様子にもう胸がいっぱいです…。本当にたくさんの方に愛していただいているんだな、と分かる瞬間に立ち会えて嬉しかったです。あと真っ先にY3やん！て鳥越さんが目つけてたのは流石でしたね。Y3のめぐりズムではないようです。翌日の昼公演がロングリードのロングショートコントだったのですが、坂田さんに「さすが誕生日を迎えた男(やつ？)は違うな」って言われてて沸いた。ありがとうございます。この回もある意味トンデモ回でしたね笑。
おまけの写真など
舞台『あいつが上手で下手が僕で』
2021.12.9-17 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
2021.12.23-26 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
