いい子でいさせて

お花畑からお送りします

夏に降る雪~冬単2020と銀劇備忘録

こんにちは、れいとうです。

先日、エーステ冬単2020の幕が下りました。

無事に終わってよかった、という安心感。それから終わってしまった、という寂寥感。張りつめていた糸が解けた感じがします。舞台の幕が上がってから、下りるまで。毎日祈るような気持ちで過ごす一週間は初めてだったかもしれません。

 

そして各所チケット先行に負けまくり、公演前日まで戦っていた一週間でもありました。

こうなったらもう配信観れる日は全部観てやろう!と半ばヤケになっていた気もします。個人的な決め事として、第1幕と第2幕の両方を観れる日だけ配信を買うことにしていました。今思えば公演が一週間だけだからできたことですね。20公演、30公演…とかなったらできないかもしれない。

なので12時にチケトレ当落の確認をしつつ、ライブ配信を観て、22時には当引に挑むという毎日を過ごしていました。感情のジェットコースター具合がすごい。そしてチケットが手元にない、というのは想像以上にしんどい。精神にくる。

幸いにも公式リセールのチケットが当たって現地で観ることができたのですが、そのときの解放感といったらそれはもう…。当たらなかったら当たらなかったでそういう記事を書こうとも思っていましたが…。

そういうわけで、運良く当たった(電子)チケットを手にして、数か月ぶりの劇場。5か月振りに推しに会いに行きました。

 

久しぶりに劇場に足を踏み入れて、(電子)チケットで座席を確認して、席に座って、幕が上がるまでを待つ時間。ああ、本当に来たんだな、という気持ち。

客席が暗くなり、緞帳が上がっていって、ステージに明かりがさし込んで…M1のBrand new worldでもう涙ぐんでいるんですよ。というか歌詞がもう刺さって刺さって仕方がない。

『この先、どんな未来が待っているんでしょう』『トラブルさえ味方に変えてく楽しさを』『終わらない夢の幕を一緒に開こう』…

ようやくここに来れた、席に座れた…という安心とか、いろんな感情が溢れてきて止まらない。照明の熱、板の軋む音、マイクが拾う息遣い…生きている舞台の情報量の多さというものを改めて感じました。

舞台の感想についてはもう最高だった…ということしか…精神的な余裕があったら別の記事で書きますね。舞台の上で生きる推しを感じられたこと、笑顔の推しを観れたこと。今はそのことがただひたすらに嬉しい。

 

本来は中止だったはずの公演、良席だったはずのチケット…失ったものは多いけれど、それでも今回の公演を観ることができて本当に良かったです。

個人的な思い入れとしては、推しのことが「好きだな」と自覚してから初めて観る舞台で、しかも第1幕は主演。それに、私が初めて観た2.5次元舞台に出ていた役者さんもいる公演。観ることができて本当に良かった。それに、この状況下で現地に行けることが出来たのは何よりの幸いだと思っています。

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夏に降る雪のように、本当に奇跡のような一週間でした。

The Show must go on 次の季節に繋げられますように。ありがとうございました。

 

備忘録として、銀河劇場でされていた対策等を書き残しておきます。

 

 

 

入場まで

基本的には公式HPに書かれていることを読んでからいけばそんなに混乱はしないと思います。
2〜3階席は30分前入場推奨。間隔をあけての入場案内。間隔についてはスタッフさんが誘導してくれます。30分前ちょうどくらいに行ったら外まで列ができていたので暑さには注意。
 

劇場入り口での流れ

アルコール消毒(自分で押すタイプのもの)→靴裏消毒マット→足拭きマット→窓口で額検温→電子チケットもぎり→マスクガードを渡される→それぞれの席へ
 

お手洗い関係

トイレ入り口までの床に間隔をあける目安となるテープが貼ってあります。ドア付近にはアルコール消毒(自分で押すタイプのもの)が設置されています。お手洗いを済ませたあと、スルーしてしまう方が多い印象でした。死角に置いてあるわけではないのですが…。
使い捨ての紙便座カバーがあるので使うといいと思う…のですが、これ設置するのがめちゃくちゃ難しい…すぐ流される…。いい感じの設置方法があったら知りたいです。
ハンドソープ、ペーパータオルが備え付けられています。
あと終演後は規制退場の為トイレ利用は不可。幕間に済ませておくのがいいかと思います。人が少ないので幕間でもトイレ混雑とかなくスムーズにいけました。(これは本当にありがたい…)
 

客席、会場内、上演中

場内アナウンスでフェイスシールド、マスクシールドについての案内があります。2階3階後方はマスクシールドの着用しなくてもいい気はしますが、客席の笑い声とかで多少は飛沫が出ているのかも?と考えて着用。運営からも着用推奨なので(強制でない)可能な限り着けた方が吉だと思います。あとどんな感じなのか体験してみたかったので…。
着ける場合、ピッタマスクみたいなものではなくて紐タイプのマスクの方が着用しやすいかもしれません。着け方に関しては、事前に公式ツイッターで案内されていたのでそちらを参考にしました。

上演中、角度によっては近くの人のマスクシールドに照明が反射しちゃって気になるかもしれません。それ以外はマスクシールド着用での観劇に特に問題はなかったのですが、外したあとびっちゃびちゃになっていて笑いました。使用後は半分に折りたためるのでびちゃびちゃでも大丈夫?です。
 
空調については、3階席は全然寒くなかったです…。(※暑がりです)
半袖、ロングスカート、パンプスで寒くもなく暑くもなく、ちょうどいいくらいでした。
というか道中がヤバいです。死ぬほど暑い。絶対にモノレールの方乗ってきた方が良いです。本当はその予定だったんですが乗り間違えました。
たぶん暑さと緊張で若干体温上がってる気もします。汗だくですし…。今後もこの酷暑が続くかどうかは分からないですが、本当に暑さ対策はしていった方がいいです。都民なら近場のホテルをとったりとか…、コロナより熱中症で倒れるかと思った。コロナ対策で窓が開いてるから全然空調効かないんですよね電車…死ぬ…。
 
ロビー内飲食は蓋付きペットボトルは可能。なるべく会話減らして…みたいな感じでしたが、めちゃくちゃ話をしてるオタクはやっぱり居る…。係員の少ないフロアはそうなりがちかもしれませんね。客席も同様。 
 
上演中に関しては、まず、前と両脇の席に人がいないの集中できて良い〜〜〜!収益的にはだめなんだろうけど…!
前列に前のめり人間がいたので顔が見えなかった場面はあるけど…それでもだいぶ快適に観れました。観劇におけるノイズが少ないのは本当に良い。収益的にはだめですけど…!
あと3階席からは役者さんのマウスガードはほぼ気になりませんでした。あくまで私個人の感想ですが…。
 

上演後

規制退場です。1階は拡声器での案内、2〜3階席は近くにいるスタッフさんが呼びかけしてくれました。けど拡声器での呼びかけと混ざって聞こえにくいかもしれません。カクテルパーティ効果無効の人間にはキツい。
「〇列の方〜」という感じで、列ごとでの案内でした。このときも前後の間隔を空けての退場。マスクシールドは退場時にスタッフさんが持ってるゴミ袋に入れます。
劇場外に出る前にも消毒。出口の左右に2個ずつ設置。劇場付近に留まらずに、駅に向かってね!というアナウンスも。
 
1公演だけの観劇でしたが、少なくとも劇場内で感染する可能性はすごく低いんじゃないかな…というくらいの徹底ぶりでした。スタッフの皆様、本当にありがとうございます。この先何事もなく、無事に過ごせますようにと祈るばかりです。一観客として、私自身もしっかりと対策を続けていこうと思いました。

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また来れますように。ありがとうございました。
 
※思い出したらまた追記するかもしれません